四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月5日発表)

ヤクルト本社(2267)

ヤクルト1000の全国発売は2021年。従来のヤクルト商品よりも単価が高く採算もよい同商品のヒットで、ヤクルト本社(2267)の国内飲料・食品の事業セグメントは急成長。2019年度に182億円だったセグメント営業利益は、2023年度に495億円まで拡大している。

がソフトバンクグループ(9984)

2位に並んだのがソフトバンクグループ(9984)と三菱UFJFG。ソフトバンクGの収益は、投資企業の売却損益や評価損益に左右されて大きく上下するのが特徴だ。2021年3月期に、日本企業として最高額の4兆9879億円の当期純利益を計上した後は、当期純損益の赤字が続く。前2024年3月期も当期純損益は2276億円の赤字だった。

が三井住友フィナンシャルグループ(8316)

進行中の決算期で、初めて1兆円超えを狙うのが三井住友フィナンシャルグループ(8316)だ。前2024年3月期の純利益は1兆円にあと一歩に迫る9629億円。会社計画では今2025年3月期は1兆0600億円を見込む。証券子会社やクレジットカード子会社の業績も順調に推移し、金利上昇でさらなる収益拡大が期待される。三井住友FGは、四季報オンラインが独自に評価する四季報スコアでも最高位の総合評価5を獲得する(6月3日時点)。