四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(3月3日発表)

加地テック(6391)

石化などプラント向け特殊ガス圧縮機を製造している加地テック(6391)が急反発した。朝方から値付かずの展開となっており、午後0時30分現在、制限値幅上限の前日比705円(14.9%)高の5450円ストップ高買い気配で推移している。

コンピューター(3816)

基幹系業務ソフトを開発している大和コンピューター(3816)が大幅に3営業日続伸した。一時は1590円まで上伸し、2月28日の昨年来高値1489円を更新した。午後1時12分現在、前日比66円(4.5%)高の1541円で推移している。2月29日に2024年7月期の連結業績予想を増額修正し、好感された。

シキボウ(3109)

紡績老舗のシキボウ(3109)が大幅反落した。午後0時50分現在、前日比31円(2.5%)安の1216円で推移している。一時は1212円まで下落した。2月29日に2024年3月期連結純利益の減額修正を発表し、嫌気された。純利益は従来予想の8億円から7億円(前期比55.7%減)に下振れた。連結子会社1社の全株式譲渡を決議し、譲渡損失約1億円を特別損失に計上する。