四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(10月21日発表)

ビジネスブレイン太田昭和(9658)

2021年12月上場のグローバルセキュリティエキスパート(4417)がランキング1位だった。中堅・中小企業を主要顧客にサイバーセキュリティ教育や関連サービスを提供する同社は、ビジネスブレイン太田昭和(9658)の子会社だ。

グローバルセキュリティエキスパート(4417)

グローバルセキュリティエキスパートの株価は盛夏を前に上昇軌道に乗る。7月の上昇率は14.3%。最新四半期決算発表があった8月は騰勢を強め、月間上昇率は31.7%。今2023年3月期は、主力のセキュリティ訓練や機器導入などが順調なのに加えて、広告費などの抑制も寄与して営業利益が拡大する見込みだ。

がセントラル硝子(4044)

原材料高を乗り越えて最高益を目指す銘柄が目立つが、最高益の更新率が最も大きかったのがセントラル硝子(4044)だ。116億1400万円(2005年3月期)の過去最高益に対して、同社が発表する今2023年3月期の当期純利益予想額は250億円で、更新率は115.2%だ。今期は多額の投資有価証券の売却益、固定資産の売却益が寄与して、実力以上の当期純利益を計上することになりそうだ。